私にとっての父その2
子供の頃の私・・・その5
父は私に対しては厳しかったけど、色々な事を教えてもくれた。
例えば車の運転。
18になる前から教習所に通わせてくれて、免許を取った後は毎晩1か月父の指導を受け車の運転の練習をした。
なので、女だけど車の運転が得意だし、上手いと言える。
それはやっぱり父のおかげである。
ちなみに早々に免許を取らせてくれたのは、飲み会の時の送迎役のため・・・だど思われる。
父は色々な物を作るのが得意だ・・・今はやり?のDIYはお手の物。
そんな父を見て育ったので、私も物作りは好きだし意外と得意である。
でもやっぱり私にとっての父は、怖い人・そして本当に親なのか??と思う人。
私はよく父から「扶養家族なんだから、家の事をちゃんとやれ。」と言われた。
扶養の意味が解らない子供時代、不要だと思っていた。
必要ないならなぜ生まれてきたんだ??といつも思っていた。
でもその家で生きて行かなきゃいけないし、それが当たり前、どの家もきっとそうなんだと思って、食事の準備や掃除・洗濯など一通りの家事はこなしていた。
物心ついた時から、遠足や部活のお弁当を作ってもらった記憶が無い。
でもそれが普通だと思っていた。